(※この記事は2023年11月19日に更新しました。)
絵を描いてみたいけど、何から始めていいか分からない!
アクリル絵具ってなに?
あまりなじみのないアクリル絵具ですが、実は水彩絵の具と使い方は似ているので簡単です!
それなのに、油絵のような厚みのある絵も描けるので、つまり、いいとこどりの絵の具です!
でも、いざ画材屋さんにいくと、いろいろありすぎて固まってしまいますよね。
そこで、今回は、初心者がアクリル絵具を使うときに、まずそろえた方がいい画材を解説しますね。
※本記事には一部プロモーションを含んでいます。
アクリル絵具とは?
アクリル絵具は、水性で、主にアクリル樹脂をベースに作られています。
特徴は、非常に乾燥が早く、油絵並みの強い耐久性もあります。
乾燥後は耐久性がある上に、退色しないため、色あせが少なくて長持ちします。
キャンバスや紙以外に金属やプラスチック、木材などにも描くことができます。
取り扱いも水で薄めて描けて、洗うときも水でいいので、簡単で手軽なところがいいですね。
アクリルを描くために必要な画材セットを解説
アクリルを描くための画材はそんなに多くありません。
初心者がまずそろえたい道具は次のとおりです。
・アクリル絵具
・筆
・キャンバス、ボード、紙など
・パレット
・筆洗器
一つずつ解説しますね。
アクリル絵具
初心者がまず迷ってしまうのはアクリル絵具には、「アクリル絵具」と「アクリルガッシュ」の2種類あることではないでしょうか。
それぞれの違いは次のようになります。
アクリル絵具
透明色と不透明色があります。
透明色とは塗り重ねても、下の色が透けて見える効果のある色を言います。
塗り重ねることに深みが出たり、いろいろな表現が可能になります。
イメージとしては油絵具を塗り重ねるような感じです。
扱いやすく、乾燥後は堅牢なので、厚塗りしても、ひび割れが起こることもほとんどありません。
アクリルガッシュ
こちらは不透明色だけになります。
色を重ねても下の色を隠すことができるので、広い画面をムラなく塗ることに適しています。
アクリル絵具よりも顔料が多く使用されているため、発色がいいのも特徴です。
ただ、柔軟性が低く、乾燥後にひび割れが起きる、など耐久性はないです。
主にポスター制作などに使用されています。
何を描くかでどちらを選ぶのかを決めればいいと思いますが、私はアクリル絵具で描いていました。
アクリル絵具も色々なメーカーがありますが、私はリキテックスをよく使っていました。
理由は、色の種類が多く、お値段もお手頃なところです。
ただ、色によって値段が変わるので、よく見てから購入した方がいいですよ。
初心者はまず、24色セットを購入してみるといいと思います。
12色だと少なすぎて、バリエーションが少なくなります。
24色あると、相互に色を混ぜることで、最も多くの色を作り出すことができます。
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筆
アクリルではナイロンの筆が滑らかで、描きやすくておすすめです。
アクリル絵具は乾燥が早いので、すぐに固まってしまいます。
普通の筆を使うと、アクリル絵具が取れなくなってしまい、すぐに使えなくなります。
安い筆だと、筆の毛が抜け落ちてきて、作品に影響が出ます。
色々試してみて、ナイロンの筆が一番いいとわかりました。
筆には平筆と丸筆があります。
広い面を塗るときには平筆、線や細かい部分を描きこむには丸筆というように使い分けます。
太さも細いものから太いものまで一通りそろえておくと描きやすいと思います。
色々な筆を試してみて、私が一番気に入っていいるのは、アルテージュ キャムロンプロ というアクリルの筆です。
アルテージュ キャムロンプロは、油彩、アクリル、水彩と幅広い絵具に適性を発揮するナイロン画筆のロングセラーです。
シャープな描き味、絵具離れの良さが特徴で、用途に合わせて穂先の形状もいろいろ選べます。
あれこれ選ぶのが面倒な方は、よく使う太さの筆がセットになった、こちらがおすすめです!
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キャンバス、ボード、紙など
アクリルは水で溶くので、普通の画用紙に描くと紙がゆがんでしまいます。
紙に描く場合は、水張りなどをして、たわまないように張り付けて使用します。
それが面倒な場合は、キャンバスやボードなどを使用します。
私はキャンバスボードやイラストボードを使用していました。
すぐに描けるので便利ですよ。
アクリル絵具で水彩画のようにストレスなく描くことができる、このイラストボードは特に使いやすくておすすめです。
グラデーションもムラになることなく、きれいに表現できて、鮮やかに発色しますよ。
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パレット
アクリル絵具の乾燥の速さは予想を超えます。
うっかり、パレットに絵の具を出しすぎると、すぐに固まってしまいます。
私は、紙パレットか、プラスチックの大きめのパレットを使用していました。
プラスチック製だと固まってしまっても、水でペロッととれるので便利です。
ただ、洗うのが面倒なら紙パレットでもいいと思います。
紙パレットなら、使い終わったら捨てるだけなので、とても便利です。
ただ、普通の平面な紙パレットだと、水を多めにして絵具を混ぜていると、他の絵の具が混ざってしまったりします。
こちらの紙パレットは、プラスチック製のパレットみたいに、仕切枠が浅く型押しされています。
絞り出した絵の具の区分け、混色の水溶きの際の流れ防止になります。
紙パレットとプラスチック製のパレットのいいとこどりのような、理想のパレットです。
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筆洗器
筆洗器は水で洗うので特に何でもいいと思います。
学校で使用した、水彩絵の具用の筆洗器や、100均で買ったものでも問題ないですよ。
アクリル絵具は乾くのが早いので、筆をすぐに水につけておく必要があります。
何色か併用する時には、いちいち筆を洗うのが面倒なので、筆を入れっぱなしにします。
そのために、倒れにくい構造の物がいいかもしれませんね。
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まとめ
アクリル絵の具を使うには、絵の具以外はほとんど水彩絵の具と変わらないので、気楽に始められます。
画材を揃えるのも、油絵絵具に比べると、かなり安価にそろえることができると思います。
アクリル絵具は手軽に使えるのに、油絵のような重厚な厚みも表現できますし、乾燥が早いので、どんどん描き込むことができます。
とても魅力的な画材なので、まずは、道具をサクッと揃えて、アクリル画を楽しみましょう!!
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