絵を描くことが好きで、イラストを描きたいな!と思いませんか?
でも何から始めていいのでしょうか。
私は絵を描くことが大好きで、画家になりたいと思っていました。
そして、美術大学を目指して、美術予備校で絵の勉強をしました。
美術予備校で勉強したことは今でも役に立っています。
でも、好きで絵を描きたいなら大学に行かなくてもいいかなと、今は思っています。
絵を好きで描いている人の絵は、とても強くて、見る人を惹きつけるからです。
巨匠といわれる画家の中でも独学の人も多くいます。
そこで今回は、私が勉強して学んだ、絵を描く方法と、絵が上手になる方法を解説しますね。
もくじ
初心者向け!絵やイラストの描き方
絵やイラストを描く方法には色々な方法がありますが、一般的な描き方を解説しますね。
アイディアを考える
まず初めに、何を描きたいのかを決めます。
イメージを膨らませて、描きたいものを決めていきます。
具体的な人や物、風景などのイメージを描く場合は、それに関する絵や写真などがあると、よりリアルに説得力が出ます。
下描きをする
描きたいものが決まったら、構図や形を考えて、下描きをします。
下描きは、後で消せるように軽い線で描くといいでしょう。
構図は特に重要なので、この段階でしっかり決めます。
線描きをする
下描きの上から、濃い線で描いていきます。
より詳細に、細かい部分も描いていくようにします。
イメージを確定していきます。
色を付ける
線描きが終わったら、いよいよ色をのせていきます。
画材は、水彩、アクリル絵の具、油絵の具、色鉛筆などイメージに合わせて自由に選びましょう。
仕上げ
最後は、細かい部分を描き加えて、仕上げていきます。
背景を描いたり、全体の色合いを揃えるようにすると、より完成度が高くなります。
背景を描いたら、空間の広がりなどもチェックしましょう。
全体の確認は、絵を遠くに離してみる、逆さまにしてみる、合わせ鏡で見るなどすると、客観的な目線で見ることができますよ。
初心者でも絵が上手になる方法!
絵やイラストを描く時には、見本になる絵やイラストを参考にするのもいいですね。
線の描き方や、基本的な画材の使い方などの技術を学ぶことも重要です。
絵が上手になる方法を解説しますね。
定期的に練習する
やはり、繰り返しの練習が必要になります。
できれば、毎日練習するようにしましょう。
枚数をこなすと上達も早くなりますよ。
基本的な技術を学ぶ
線の描きかき方や、色の使い方など、基本的な技術を学ぶことが重要になります。
私は、美術予備校で、周りの人の描くところを見て、とても勉強になりました。
独学の場合は、ネット上の無料チュートリアルや、チャンネルなどを参考にするのもいいかもしれません。
よく観察する
人の目は、実はよく見えていません。
産まれた時から見ることに慣れていて、脳は必要以上のことは見ていないのです。
絵が上手な人との決定的な違いは、見る力があるかないかです。
見る力をつけるには、よく観察することが大切です。
物のかたちや色、質感などを実際に観察して、絵に描くことが、一番いい練習になります。
特に自然や人物などは、実際に見て、描くことで感性も磨かれます。
私がよくやっていたのは、牛乳瓶を描くことです。
透明な牛乳瓶を毎日描くことで、見る目が養われましたよ。
画家やイラストレーターの作品を模写する
模写が何と言っても一番勉強になります。
巨匠といわれる画家たちも、必ず模写はしています。
私も模写をすすめられて描いてみました。
実際に模写をすると、画家の手の動き、構図、考えていることまでわかるような気がします。
人に見てもらう
自分の絵を見てもらうのは、とても恥ずかしいですよね。
でも、人に自分の絵を見てもらって、意見を聞くのは、とても勉強になります。
私は、自分が描いたイラストを、イラストの専門雑誌の編集長に見てもらいに行ってました。
プロのイラストレーターの方が、この方法をやっていると聞いて、真似してみました。
厳しいことも言われましたが、とても勉強になりましたよ。
諦めないこと
最初から上手く描くことは難しいです。
でも、続けていくと、少しずつ上手くなっていきます。
特に一人で描いていると、才能がないのかなとか、これでいいのかと思ってしまうこともあります。
上手く描けなくても、失敗を恐れずに、あきらめずに練習をすることが大切です。
以上の方法を継続して、実践していくことで、絵は上手になります。
絵やイラストを描くことを楽しむ
絵やイラストを描くことが好きなら、なるべくたくさん描くようにしましょう。
あのピカソは「絵が上手になりたかったら、1年で1万枚描けばいいんだよ!」といったそうです。
つまり、枚数をこなすということですね。
絵をたくさん描くことで、確実に上達します。
絵が上手になるともっと楽しくなります。
一番大切なことは、絵を描くことが楽しいという気持ちだと思います。
楽しんで描いている人の絵は、見る人に伝わります。
ぜひ、楽しんで絵をたくさん描いていきましょうね。