東京都美術館で、1/26~4/9まで開催されている、エゴン・シーレ展に行ってきました!
日本でエゴン・シーレだけの展覧会が開かれるなんてすごい!と、去年からワクワクしてい待っていました。
土曜日の午前中に行っても、そんなに混んでいるわけではなかったです。
私はArtPassで事前予約しましたが、日付を間違えて使えず、当日券を購入し入りました。
当日券でもすぐに入れたので、展覧会としては比較的空いている方ではないでしょうか。
もくじ
エゴン・シーレ展とは
展覧会名
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
Egon Schiele from the Collection of the Leopold Museum – Young Genius in Vienna 1900
会期
2023年1月26日 (木) ~ 4月9日 (日)
※会期等は変更になる場合があります。
※巡回展はありません。
休室日
月曜日
開室時間
9:30~17:30、金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
会場
東京都美術館(東京・上野公園)
詳しくは公式サイトをご覧ください。
エゴン・シーレとは。死因は?
エゴン・シーレは、オーストリアの画家です。
20世紀初頭の表現主義運動の一員として知られています。
自己表現と自己描写の強い作風で知られていますが、性的、過激、反体制的であったため、当時の社会的規範に反するとして批判されたり、逮捕されるなど、波乱に満ちた生涯でした。
また、夭折の天才画家として有名ですが、死因はスペイン風邪でした。
28歳という若さで亡くなってしまったようです。
でも後に芸術的価値を認められ、表現主義的な作風は多くの芸術家に影響を与えました。
作品は、現在でも世界中の美術館やコレクターによって、高く評価されています。
今回のメインの絵は、ほおずき
ポスターにもなっているメインの絵画は「ほおずきの実のある自画像」というタイトルでした。
意外に小さいサイズの絵です。
画材は油彩、グワッシュを板に描いています。
この絵を近くでよく見ると顔の部分はかなりの薄塗。
ということは、顔はグワッシュで背景は油彩のようです。
実物を見ないと分からないですよね。
背景のほおずきの色と、エゴン・シーレの唇や眉や耳に入っている赤で距離感を出しています。
これは色の繰り返しで、遠近感を出す手法ですね。
エゴン・シーレのドローイングとクロッキーのすごさ!
鉛筆だけで紙に描かれた、ドローイングは目を見張るすばらしさです!
絵の勉強をしている人なら必見ですね。
裸婦や人体を鉛筆だけで、骨格や筋肉などのつき方を表現しています。
素早く、的確に人体の骨格を押さえるこの技術は、繰り返しクロッキーやドローイングを重ねて習得したのだと思います。
風景画は撮影自由エリア
エゴン・シーレの風景画とは珍しいと思ったら、撮影自由エリアでした。
風景画もすばらしくいいですね。
ただ、撮影自由エリアだとシャッター音が気になったり、じっくり絵を見られないので、私としてはあまり好きじゃないです。
グッズとポストカード購入者特典について
グッズでは、限定300部の図録があります(12,000円)。
こちらは迷って、購入しませんでした。
私はカタログ(3,500円)を購入しました。
ポストカードは定型のサイズもありますが、正方形に近いちょっと変わったサイズもあります。
規定枚数を購入すると、購入者特典としてステッカーがもらえます。
こちらは、数量限定と思います。
あとは、クリアファイルを購入しました。
私はこの3点セットを買うようにしています。
まとめ
今回は、日本で開催されることは珍しいエゴン・シーレ展について個人的なレビューを書いてみました。
残念ながら巡回はしないので、東京のみの開催のようです。
エゴン・シーレをあまり知らなかった人も、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。
私は個人的に大満足でした。
実物を見ると迫力も違いますし、実際の筆運び、鉛筆の動きを見ると感動しますよ!
でも入れました。