シングルマザーになって、子どもを育てながら、仕事をするのって不安。。
これから子育ても仕事も全部ひとりでしていくなんて、自信がない。
シングルマザーになったばかりの時は、不安と心配がいっぱいですよね。
いきなり背負うものが大きくなった感じがして、押しつぶされそうです。
でも、心構えを変えるだけでも、不安や心配は少なくなります。
このブログでは、シングルマザーが抱える、不安や心配を解消する方法を解説します。
私は、高卒で時給900円のパートでしたが、48歳で1部上場企業(プライム)の正社員になり、子供2人を私立大学に行かせることが出来ました。
子どもたちも成人して、今は不安や心配はなくなりました。
とはいえ、ここまで色々なことがあったので、どうやって乗り越えたのか、私なりの心構えをご紹介します。
明るく前向きな笑顔のシングルマザーを、増やしたいと心から願います。
もくじ
シングルマザーによくある偏見
シングルマザーと聞くと、まず思うのはこんな感じでしょうか。
- 大変そう
- お金がない
- きつそう、つらそう
- 子供がかわいそう
いやなワードですが実際、人は反射的にこう思ってしまうようです。
私も離婚する前は、正直こう思ってました。
しかし、周りの偏見は変えることでもできないし、そこに反論する必要はないですね。
シングルマザーの不安と心配
シングルマザーの不安と心配の原因は、こちらではないでしょうか。
- お金
- 子育て
では、その不安と心配を解決する方法を見ていきましょう。
不安①:お金の不安
ひとりで生活するだけでもお金はかかりますが、子どもを育てるには、さらにお金がかかります。
子どもに食事や欲しいもの、習い事などがまんさせたくない。
そのためには、働くしかないです。
女性が一人で働いて、男性並みの給料を得るには、戦略が必要です。
私は離婚する時には、近所の会社で最低賃金で働いていました。
当時は時給800円にも満たない金額でした。
最高時給が900円で、それ以上は上がらないと言われていました。
月収は手取り14万円です。
これでは、ひとりで暮らすのも大変。
まず考えたのは、お金の勉強をしようと思いました。
目指したのは、誰でもできる仕事ではなく、勉強しないとできない仕事です。
収入は、自分の価値に比例するそうです。
なので、まずは自分の価値を上げることにしました。
そこで、戦略として簿記の資格を取り、その後FPの資格を取ろうと考えました。
実際、簿記3級、FP2級を取得しましたが、正直、収入にはつながりませんでした。
今なら、WEBデザインやプログラミング(IT)などが良いと思います。
理由は、WEB・ITの分野は、人材ニーズが高く専門性の高い仕事だからです。
その上、他の業界に比べて、働く場所や働き方を自由に選びやすいという特徴があります。
そのため、生活スタイルに合わせて、柔軟に仕事の仕方を変えていきたいと考える女性にとっては、まさに身につけておきたいスキルと言えます。
実は、2023年4月に新しく発足した「こども家庭庁」が、シングルマザーなど、ひとり親家庭の親が、手に職をつけて資格取得をすることを支援するために「高等職業訓練促進給付金」制度を用意しています。
とはいえ、何から始めたらわからないという人は、WEBデザインやプログラミングを学べるスクールなどを紹介した、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
無料で学べるスクールや、給付金なとについて解説しいます。
関連記事>>【無料あり】子育てしながら在宅でできる仕事は?シングルマザーは特におすすめ!
不安②:子育ての不安
子どもがいると、病気になったときが困ります。
インフルエンザなど、出席停止になるような病気の場合、家に熱のある子供を置いて仕事には行けないですよね。
めんどうをみてくれる人が近くにいてくれるといいですが、私の親は他界してしまって、いませんでした。
ただ、うちの場合、離婚した夫が自営業ということもあり、子どもを見てもらうことが出来たので、助かりました。
うちの離婚理由は、夫の浪費癖と借金だったので、父親としては問題なく、子供が病気の時には面倒を見てもらっていました。
子どもが小さいうちは、面倒を見てくれる人を確保しておくと安心です。
ここは、どんな手も使う勢いで確保しましょう。
もし、在宅で仕事が出来れば、このような心配も減りますよね。
在宅で、十分に生活できるほどの給料をもらえることが出来れば、理想的です。
これが実現できる方法は、こちらの記事で解説しています。
参考にしてみてくださいね。
関連記事>>【無料あり】子育てしながら在宅でできる仕事は?シングルマザーは特におすすめ!
シングルマザーとして生きる心構え
子どもを育てながら、家計を支えるために働くことは、ひとりで父親と母親をこなすことです。
強い心と体が必要になります。
私は10年間専業主婦だったので、自分の給料で子供も養わなければならない状況が、不安だし、負担でした。
もともと、つらいことから逃げてばかりで、楽したい、怠けたいとばかり考えていたので、もう逃げられない、背水の陣のような状況は、つらすぎます。
とはいっても、覚悟を決めないといけないです。
私が決めたことは、こちらです。
- 貧しくても、つらくても、心はいつも高貴であれ
- 自分をかわいそうと思わない
- キレイでいること
- 自分を大切にすること
- 「つかれた」と言わない
- 家では笑顔でいる
覚悟①:貧しくても、つらくても、心はいつも高貴であれ
これは、チャーリー・チャップリンの母親の言葉です。
心まで貧しくなっては、状況も悪くなってしまします。
今ならわかりますが、思考は現実化するということです。
今の状況がどうであれ、「自分はどうなりたいのか」を考えるようにすると、どんなことも実現できますよ。
私は、そう考えるようにして、48歳で正社員になることができました。
覚悟②:自分をかわいそうと思わない
自分で自分のことを「かわいそう」と思ってはいけません。
よけい惨めになってしまいます。
考え方を変えましょう。
いいことにフォーカスするようにしましょう。
すると、自分のことを「かわいそう」と思うようなことは、なくなります。
覚悟➂:キレイでいること
お金がないからと、キレイでいることをあきらめないようにしましょう。
こどもはキレイなママが大好きです。
お金をかけなくても、ダイエットや美容もできることはあります。
シングルマザーだから、大変だからと言い訳をして、キレイでいることをあきらめないようにしましょう。
覚悟④:自分を大切にすること
一番大切なのは、「子ども」と思っていませんか。
母親として、子どもが一番大切に決まってる。と私も思ってました。
でも、今ひとりになって思うのは、まず自分を大切にしないといけないということです。
スピリチュアルな話みたいですが、私の中にもうひとりの私がいて、私を大切にしないと自己肯定感が上がりません。
自己肯定感が低いと、子どもにも影響が出てしまいます。
自己肯定感の低い子供になってしまう可能性があります。
ご自愛は大切です。
覚悟⑤:「つかれた」と言わない
これは実体験ですが、仕事を終えて家に帰ったときに「つかれた~」と言ったとたんに、急に疲れがどっと出たことがあります。
子どもたちが、ママの帰りを待っていてくれて、「おかえり~」といってくれているのに、ママが「つかれた~」といっては、子どもも心配してしまいます。
どんなに疲れていても、子どもの前では「つかれた」と言わないようにしましょう。
覚悟⑥:家では笑顔でいる
子どもたちはママの表情をよく見ています。
ママが疲れた顔や、イライラしている顔を見ると、子どもは不安になります。
家では、特に子どものいる前では、どんなに辛くても、きつくても笑顔でいるようにしましょう。
「笑顔でいる」と決めると、楽しくなってくるから不思議です。
その理由は、人間の脳はだまされやすいので、笑顔でいると、楽しいのかな?と勘違いするそうです。
簡単で、効果のある方法なので、ぜひやってみてくださいね。
子育てで大切なこと
仕事をしながら、子育てもするのは実際大変です。
ただ、子どもにとっては、母親が働いていようが、母親であることは変わらないのです。
子育ても大切にしないとです。
私が子育てで大切にしたことは、こちらです。
- イライラしない
- 子どもはあずかりものと思う
- 子どもがやりたいことをかなえる
子育て①:イライラしない
仕事で色々なことがあると、ついイライラしちゃいますよね。
しかも、仕事が終わって疲れて家に帰ったら、部屋が散らかってる、洗い物が山ほどある、「おなかすいた」と連呼する、、、などなど。
ママが働いてるんだから、ちょっとは手伝ってよ!と言いたくなりますが、子どもが手伝うことを期待しない方がいいです。
期待してやってもらえないときは、よけいイライラがつのってしまいます。
子どもに家事をやってもらうことは期待しないようにしましょう。
考え方を変えて、こどもは何もしないと決めて、さっさと家事をすませちゃいましょう。
子育て②:子どもはあずかりものと思う
人はみんな、神様の子どもだという考え方があります。
だから、人はみんな平等であるということです。
そう考えると、自分の子どもも神様の子どもなので、神様の子どもを預かっていると思うと、子どもとの向き合い方が変わります。
自分の子どもと考えると、所有物のような意識になりますが、神様の子どもを預かっている、と考えると大切にしないとと思うようになります。
この考え方は大切で、そう考えるようにすると、こどもをひとりの人格がある人間として、対等に向き合うことができます。
対等な人として向き合うと、子どもも認められていると感じるようです。
ちょっとスピリチュアルな感じもしますが、効果のある方法なので試してみてくださいね。
子育て➂:子どもがやりたいことをかなえる
子どもがやりたいと言ったことは、可能な限り実現しましょう。
お金がないとか、時間がないなど言わないようにします。
多少無理をしてでも、叶えるようにします。
まず、「無理」と思ってしまうと、思考停止してしまいます。
「どうやって実現しようか」と考えると、実現できるアイディアも浮かぶし、出来事も起こります。
その願いは、叶うということです。
親子で夢をかなえていきましょう。
シングルマザーになってよかったこと
シングルマザーになってよかったことは、自由になったと感じることです。
夫に気を使う必要がなくなり、自分で稼いだお金を自分で使えるのはいいです。
子どもと私だけなら、食事も手抜きでもいいし、家事も自分で決めることができます。
まさに自分で人生をコントロールできるという、自由さがあります。
子どもがいると大変なことばかりフォーカスされますが、子どもがいるからこそ頑張れると私は思います。
もし子どもがいなかったら、私は楽したいし、怠けたいので、頑張らないですね。
がんばるからこそ、いろいろと勉強になるし、楽しいことも増えてきます。
シングルマザーが大変と思われますが、子どもがいることはしあわせなことです。
まずは、何事も楽しむと思えば、つらいことなどないと気づくはずです。
すべてが楽しい経験なのです。
自分の考え方ひとつで、仕事も、子育ても楽しくなるということですね。