小学校低学年のうちはよく話してくれたわが子。
だんだんと会話も減ってくる。
このまま反抗期になったらどうしよう。
なんだか不安ですよね。
どうしたら子どもと楽しく会話ができるようになるでしょうか。
今は大学生になったうちの子供たちが、小学生の時に私が試してみたことをご紹介します。
本で読んだり、塾の先生に教えてもらったことを実践してみた結果、効果があった方法です。
今後の子育ての参考になれば、うれしいです。
もくじ
TVのスイッチを切って、子どもとのコミュニケーションの時間を作る
毎日朝からやることがいっぱいで、ついつい子供とのコミュニケーションが少なくなる。
分かってはいるけど、なかなか難しいですよね。
朝は遅刻しないように、とにかく準備に追われるし、昼は子どもたちは学校に行ってしまっていない。
そうすると、コミュニケーションが取れる時間は夜だけになります。
夕食の時間がベストタイムなので、なるべくテレビはつけない、スマホは見ない、などちょっとした工夫をしましょう。
テレビを見ないのはさみしくない?と思いますが、やってみると意外と大丈夫。
子どもとの会話に集中するために、まずはテレビのスイッチを切るようにしてみましょう。
子どものいいところを見るようにする
学校の授業参観の後に行われる、先生と保護者の懇談会の時の話です。
先生が「自分の子どものいいところを教えてください」と一人ずつに聞いてみたところ、「うちの子の悪いところなら、いくらでも言えますが、いいところはないです」という親御さんがほとんどです。
日本では「謙遜は美徳」という習慣があり、本当は自分の子どもがかわいいと思っていても、謙遜して心にもないことを言ってしまう所があります。
ところがこれを続けていると、本当に良いところが見えなくなってしまいます。
これはもったいないですよね。
子どもの自己肯定感も下がってしまいます。
ほとんどの子どもは、親がほめてあげないと、他では誰にもほめてもらえず、子どもの居場所がなくなってしまいます。
ぜひ、子どものいいところを見るようにしましょう。
そして、声に出してほめてあげましょう。
世界のお母さんになる
謙遜は美徳と考えている日本のお母さんは、自分の子どもの欠点を言い合います。
世界のお母さんは、自分の子どもを褒めるそうです。
すると、日本の子どもは自己肯定感の低い子供に育ち、世界の子どもたちと差がついてしまいます。
日本のお母さんではなく、世界のお母さんになりましょう。
世間体など気にせず、うちの子はかわいくて、素直で、いい子です、と認めてあげましょう。
認めてほめて愛して育てる
七田式の創始者 七田眞先生の本に「認めてほめて愛して育てる」という本があります。
この本を読んでとても参考になりました。
子育ては、この言葉にすべて集約される気がします。
私もこの本の言葉をずっと実践しています。
この本は、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
小学生との会話が弾む魔法の言葉!SOSとは
うちの子どもが小学生の時に通っていた、塾の先生が教えてくれました。
小学生との会話が弾むSOSというのがあるそうです。
S:「すごいね!」
O:「教えて!」
S:「それから?」
この3語を使うだけで、子どもは喜んで話をしてくれるようになります。
親に「教えて」といわれると、自己肯定感が一気に上がるようで、嬉しそうに説明してくれます。
そんなこと知っているよ!なんていう大人のプライドは横に置いておきましょう。
効果てきめんなので、ぜひ試してみてくださいね。
小さなことの積み重ねで子どもとのコミュニケーションが取れるようになる
いかがでしたでしょうか。どれも小さなことですが、効果はとてもありますよ。
うちの子どもたちは、おかげさまで反抗期というものがなく、素直に育ってくれました。
本人たちの性格もあるかもしれませんが、私自身は反抗期はあったので、やはり子供たちに関しては、ここに挙げたことを実践してみた結果だと思います。
食事中のテレビについては、今はもう大きくなって一緒に食事することも減ってきたので、つけています。
小学生の頃にたくさん話してくれていた、子どもの姿が懐かしく思い出されます。
小学生の時期に、少しでも長く、楽しく会話できる時間が増えるといいですね。