図画や美術が得意になるかも?絵が上手になる方法とは?

2023年2月4日

ひめの

ひめのです。シングルマザーですが、2人の子どもが公立高校から、慶應大学と法政大学に進学できた子育て経験をいかして、情報発信をしています。

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絵が上手に描けたらいいなと思いませんか?

実は絵を上手に描くには、ちょっとしたコツがあります。

これを知ってるだけで、格段に絵が上手に描けるようになります。

私は美術大学に行きたくて、絵の勉強をしましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。

でも、絵を描くコツを知ることができました。

もっと早く知っていればなぁ、、、と思ったので、今回はそのコツをご紹介します。

この記事を読めば、図画や美術が得意になるかもしれませんよ!

絵をかく前にやること

よくやってしまいがちなことは、いきなり絵を描きだすということです。

画用紙を目の前に、すぐに鉛筆で描き始める。

これはNGです。

まずやることは、画用紙の中に何を、どのくらいの大きさで描くのかを決めます。

これは、構図といいます。

絵を描く上で最も重要なのが構図です。

目の前のもの(風景でも、物でも)を、決められた大きさの紙に描くということは、あらかじめしっかりと考えておかないと、途中で切れてしまったり、入りきらない、小さくなった、など残念な結果になります。

画家たちは作品を描く前には、必ずスケッチを何枚か描いています。

それほど、絵をかく前の準備は大事です。

絵の構図とは

では、構図とは具体的に何をすればいいのでしょうか。

紙に対して何を、どこに、どのくらいの大きさで、どのように配置するかなどを決めます

家で言うと設計図になります。

まず初めに、画用紙の横の中心と縦の中心を描き、紙に十字線を入れます。

コツとしては、あくまで薄く、すぐ消えるくらいの濃さで描きます。

ここで、やってはいけない配置を覚えておきましょう。

・十字線が交わる中心に、メインの物を描く

・画面が切れるぎりぎりのところにメインの物を描く

・左右、上下対象に描く

・同じ方向性に描く

次に、上手に見える構図を考えてみましょう。

それは、動きのある構図にするということです。

有名な画家の絵などをよく見ると、必ず動きのある構図になっていることが分かります。

分かりやすいように、矢印を入れてみます。

このように、見ている人の目線を動かすような導線があることが分かります。

つまり、「見る人の目をどのように動かすか」を考えると、ぐっといい絵になります。

構図を勉強するには、有名な画家の画集などを見たり、実際に美術館で見るなど、なるべく多くの作品に触れることが一番大切です。

ひめの
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さらに詳しく構図を解説している記事はこちらです!
[nlink url="https://himeno-home.com/picture-composition-what/"]

絵が上手な人がやっている下書き

構図が決まったら、いよいよ描き始めます。

絵が上手な人は、慎重に描き始めます。

まずは、全体のあたりをつける作業をします。

あたりとは、描く物の配置を大まかに決めることです。

この場合もなるべく薄く、すぐに消せるくらいの濃さで、ざっくりを構図を決めます。

画面の中の構図が決まったら、それぞれの物を描きこみます。

色を付ける場合は、あまり描きすぎないようにしましょう。

絵が上手な人の色選び

いよいよ色付けの段階になります。

色にも法則があります。

大まかな特徴は、このようになっています。

・後退色と進出色がある
・補色対比には気をつける

詳しく説明しますね。

後退色と進出色がある

後退色とは青系の色で、後ろに下がって見える色のことです。

進出色とは赤系の色で、前に出てきて見える色を言います。

これは実際に描いててみるとわかりますが、赤と青を並べると赤が前にあるように見えてしまいます。

理解したうえで利用すると効果がありますが、知らないと空間が歪んてしまったりして、予想外の結果になってしまいます。

補色対比には気をつける

補色とは反対色のことを言います。

赤の反対色は緑ということになります。

つまり、反対色を多用すると色がうるさくなる危険があり、あまり好まれません。

この色の対比は頭に入れておくと、色遣いに迷うことはなくなります。

絵が上手な人の色の塗り方

絵が上手な人とそうでない人の色の塗り方の一番の違いは、際(キワ)の処理です。

つまり、輪郭の描き方になります。

はみ出すのが怖くて、輪郭ぎりぎりまで色を塗らないと、ぼやけた印象になります。

ここをきっちりと丁寧に塗るだけでも、背景との差が出て絵が締まって見えます。

そのためには細い筆が必要になるので、最初の絵の具セットだけではなく、買い足したほうがいいでしょう。

道具選びも重要になるので、後ほど解説しますね。

色に惑わされない!本当の上手い絵とは白黒でもわかる絵のこと

上手く見える絵は、白黒コピーしてもわかるように描いています。

「強い絵」という表現がありますが、くっきりして見える絵は、白と黒のぶつかりで決まります。

分かりやすい例としては、中世の絵画です。

このように、白→黒→白の順番で描かれていることが分かります。

色を付けたとしても明るい色→暗い色のようにメリハリをつけるとそれだけで、はっきりして、上手に見えます。

本当に上手になりたいなら枚数をこなす

ピカソが、本当に絵が上手くなりたいなら、1年で1万枚描けばいいんだよといったそうです。

やはり結局は練習ということですね。

いかに枚数を多く描くかということになります。

そうは言っても、筆が早くないとな、、、などと私は思っていました。

本気の人は違うということですね。

絵を上手に描くには道具も大事

学校で買う絵の具セットだけでは、上手に描くのは難しそうです。

せめて筆だけでも買い足したほうがいいと思います。

いざ筆を買いに行くと、種類が多くて迷ってしまいます。

私がいろいろ試してみて、一番よく使った筆をこちらに掲載します。

参考にしてみてください。

そんなにお値段も高くなく、すごく描きやすいので全然違いますよ!


アルテージュ 筆 キャムロンプロ 5本組セット 164092

 

絵が上手になるとどうなるか?

絵が上手な人の絵は、図工室や教室の後ろに飾られたりしませんか?

ちょっとうれしいですよね。

なにか得意なことがあると、自信もつきます。

絵に興味がわくと、絵を見る力もつくので、美術館に行っても絵が分かるようになります。

趣味が絵画鑑賞というのもいいですね。

今回紹介した方法を試してみるだけでも、今までとは違う絵が描けるようになると思いますよ。

絵を好きになってくれる人が、一人でも多くなるとうれしいです。